2012年1月20日金曜日

講演しました。『議員力検定と議会活動』について

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1月19日(木)。午前中は京都大学にいました。同門の修士論文構想を拝聴していました。お昼は、大学の近くの洋食屋さんに行きました。料理が出てくるまでに50分ほどかかるのですが、おいしいので少々待たされても仕方ありません。牧歌的なところも含めて、好きなお店のひとつです。

附属図書館で調べ物をしたり、ルネという生協の本屋さんへ行ったりしてキャンパスライフを満喫していました。土日も関係なしのお仕事ですから、週1回くらいは自分の時間を持とうと心掛けて、京大にいる時くらいは自分の研究に集中して向き合う時間にしています。もっと時間のある時は、京都市内を歩いてまわり、香木やお茶を買いに行ったり、いろんなお店を見たりするのですが、この日はそんな時間さえありませんでした。夕方から、民主党大阪府連で青年委員会の会議が予定されており、その後、続いて勉強会で講師を務めることになっていたからです。

それもあったのですが、この日は役所から何度も電話が架かってきて、困っていました。中には、「Eメールを送ってあるので今日中に確認して返事をせよ」というようなものまであり、お仕事に引き戻されていました。追い掛けられるのは好きではありませんが、言ってくる側も仕事なので仕方ありません。でも、木曜日くらいはそっとしておいて欲しいです・・・。まして、私の週間ルーティンを知っているはずの議会事務局職員が・・・。
まぁ、仕方ないですが。

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さて、夜19時からは、民主党大阪府連の青年委員会主催行事として勉強会が開催されました。テーマは、「議員力検定と議会活動 ~智恵・活用・自省~」です。講師は、不肖、私が務めさせていただきました。オーディエンスは民主党所属議員+国会議員秘書というカテゴリーです。


冒頭、「議員力検定を受験しようと考えてこの講演を聴きに来た方はどれだけいますか?」と訊ね、挙手を促すと、たったの2名でした。でも、講演の最後にもう一度同じ質問をすると、受験しない人が2名だけと、逆転させることに成功しました(笑)

受験にかかるコスト、合格後のメリットを比較すると、受験しようとはしないでしょう。また、議員力検定は落ちても議員ですので、他の資格試験とそこは大きな違いがあります。そもそも、否定的な立場の議員からは「そんなことより住民からの要望を叶えるほうが大事だろ!」という意見も寄せられます。

現状では普及しにくい技能試験ですが、逆に議会のみんなが合格者になってきたらどうでしょう!?議会内の役員選挙の時に、「議員力検定も持っていない人に重責は任せられない」となってくれば考え方も転換するでしょうね・・・。議員は、他者には厳しく自らには甘い人が多い傾向にあると思います。公務員はそもそも一定基準の試験に合格した人ばかりです。自治体によっては昇任試験もあるところもあります。議員だけは、選挙で通れば「実務能力はボチボチ」でもいいのでしょうか、私たちの問題意識というものはそこにあります。

情熱もあって、責任感もあって、判断力もある。地元のドブ板要望も叶えながら、自治体としての団体自治の将来像まで論じる・・・。条件が一緒であって、更にその人が議員力検定合格者であれば、それはそれでプラス要因にはなるのではないかとも思えます。

三重県議会では議会事務局職員のお一人が議員力検定議員1級の合格者です。吹田市議会の事務局でも受験する職員が出てくれば、議員の側も無視はできなくなるでしょうね。元々、能力の高い公務員さんは楽勝で合格すると思いますが・・・。普段、偉そうにいう議員、職員をアゴで使う議員、(職員さんの)作業や手間を考えずに膨大な資料要求ばかりする嫌がらせのような議員が、客観基準にかけられたらどうなるのでしょうか・・・。そういう意味では、いろんなことを転換させることができる大きな仕掛けになり得るとも考えています。

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講演の冒頭では、「この検定試験が現実に起こっているアクチュアルな問題を解決するのに役立つかと言えば、それは違う。アクチュアルな問題の解決には役立たない!」と申し上げました。


左側が講演で使用したレジュメです。右側がマスター問題集です。議員力検定は、トータル9段階のレベルに分けられています。議員1級がその最高峰でして、ただ今、全国で19名の合格者がいます。合格者が集まって議員力学会というものを立ち上げ、検定協会とのコラボレーションでイベントを実施したりしています。大阪府内の議員1級合格者は私ひとりなので、仲間が誕生することを願っています。次の試験は8月19日の予定ですが、詳しくは同検定協会のHPをご覧下さい。議員力検定議員2級までは右のマスター問題集で対策できます。議員1級になると論述が中心なのでそうもいきません。制度を知り、問題点を把握し、対応策まで提示できるだけの「議員力」がないと答えようがない問題になるからです。

講演の内容については、ヒミツです☆

ご用命の際はお申し付けください。阪急電車で行けるところであれば交通費も要りませんので。この技能試験は地方議員だけのものではありません。国会法、憲法なども出題範囲ですので、議員に必要な能力の試験というレベルの級もありますし、中学生から受験するWEB初級という第一段階もあります。一般の方にも受験していただき、政治家を選別する能力を身につけてもらおうという意図もあるのです。

民主党大阪府連の所属議員がみんな受けてくれれば、他党との差別化戦略にもなるでしょうし、それぞれの議会内で合格者の数が増えればパラダイムシフトが起こるはずです。9段階ありますので、ご自身がチャレンジしようと思う段階からスタートすることをお勧めいたします。まずは取り組むことです!

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講演後、レジュメの中の記述で私が知恵を「智恵」と書いていることへのご指摘を頂戴しました。わざとそう書きました。本来なら、<智慧>と書けば良かったのですが、便宜上、智恵と書きました。意味は、物事をありのままに把握し、真理を見極める認識力というところでしょうか、仏教用語に由来しています。きちんと説明しなくてすみませんでした。

このような機会を用意してくださった青年委員会副委員長の井川議員(寝屋川市議会)、青年委員の武議員(大阪市会)のご両名に感謝いたします。雨の中、お集まりいただいた皆さまにも感謝申し上げます。府連事務局の皆さまにもお礼を申し上げます。ありがとうございました。

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