2011年11月30日水曜日

12月定例会(本会議)は代表質問に登壇します!

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ にほんブログ村; 読み始める前に1クリック!

11月29日(火)。午前中は、12月市会定例会を控えた議会運営委員会が開催されました。市長提出案件として、報告が3件、条例が48件、単行事件が19件、予算が9件、これだけたくさん上程されますので、その内容についての説明を受けました。追加予定案件としては単行事件3件、人選案件1件があります。その他、議案外ですが人権擁護委員の選任について、議会として必要な意見を求められています。

これまでの12月市会と言えば、年度末にむけての補正予算を組んで、越年対策をしたりですとか、年末の予算費目調整をする程度のものだったのですが、今回はすごい数の議案が示されています。予算も増額補正ではなく、減額補正もたくさん含まれており、いよいよ井上流改革の輪郭が見えてきたような印象を受けました。

詳細については、12月定例会がスタートして、正式に議案として上程されてからお伝えしたいと思います。現時点では、感想を綴る程度しかお示しできません。要約すると、使用料・手数料・自己負担金を上げて、一般職員の人件費を3%~12.5%削減するという、圧縮と締め付けを優先する姿勢が示されました。この姿勢が悪いかと言えば単純にそうとも言えず、負担と受益のバランスを考慮した時に吹田市の使用料・手数料・自己負担はこれまで多くの範囲で低廉に押さえられてきたこともあって、そろそろ社会背景や経済動向を考慮して考え直さなければならないということも言えるからです。この市役所関係の低廉な料金設定を指して〝吹田らしさ〟という表現をしている面もありますが、いよいよ財政規律堅持のために手を入れていく時期でもあると、私も認識しています。

井上市長が強調する「財政非常事態」という認識とは違いますが、過度に危機をあおらなくても、その必要があるという点では共通するところがあります。

市外郭団体が独占的に管理してきた補助的な事務についても、アウトソーシング(外部委託)を進めています。外郭団体を解体し始めています。これらの外郭団体は市職員のOBによって占められており、定年後、年金支給開始までの間の収入保証のために用意されていたハコでした。その職員OBが市長選挙をするのです。井上市長にとっては、そういうこびりついたシガラミよりも、行財政の健全化を期待する市民からの声に押されて市長になったという自負が強いのでしょう。悪しき慣行は打ち破り、新たな井上流改革を推進することで、市役所文化に新しい考え方を根付かせようと様々な分野に手をつけているように思えます。

目指す理念やよし!・・・でも、本当にやり抜くことができるのか・・・!?

市民負担を上げて、職員人件費を圧縮する。保有財産の売却を進め、民生費や土木費、教育費を削る。そうやって、株式会社吹田市のような〝企業経営〟の結果、留保財源は確かに増えるでしょう。その行き着く先は、大規模減税か、ハコモノ行政への回帰か、単なる次の市長選挙対策の材料か・・・。留保財源をどのような使途に向けるのか、全く示さないままで、「財政非常事態」の掛け声の下に、市民生活にまで痛みやシワ寄せが迫っています。その前段階となる「事業見直し会議」でした。

今のところ、井上流改革は〝行き先不明のミステリーバス〟です。シガラミの無い民意に押されたと言いたいところでしょうが、橋下・大阪市長(大阪維新の会)の人気の余波だと思っている人もいるでしょう。吹田市行政の内部でも「維新」という言葉を多用することで、自分の取り組みと維新人気とを連動させようとする下心も見え隠れしています。維新の手法には統一性がなく、これが維新改革であるという、これ(基準となる部分)がありません。要するに、維新の人が「維新」と言ったら維新になるのが維新改革なのです。

加えて、大阪府の維新改革は、直接、府民生活に痛みやシワ寄せがなく、市町村にとっては大きなものでしたが、一人ひとりの暮らしにまでほとんどが関わりの薄いものでした。市長の維新改革はそうはいきません。府-市関係ではなく、市-市民の関係で影響が及ぶからです。団体自治の影響ではなく、住民自治に影響するのです。

こういう局面で力を発揮するのが「議会」です。市長は提案こそできますが、議決(決定)ができません。決めるのは議会なのです。では、議会はどうやって決めるのか、議会の雇い主である市民の意思に忠実に従って決めていくのです。市民の意思が示されていないところでは、自己の良心に従い決めるのです。「事業見直し会議」に対する様々な意見が寄せられています。一部、自己保身としか思えないような意見もありますが、直接に関わりのある市民や団体からの意見は大事にしなければなりません。一部の挙動不審な議員もいますが、議会は議会として一丸となることで、首長よりも大きな力が発揮されるとした時に、党利党略や会派の利益のために政策判断するのではなく、もっと大きな視野に立って市民利益の最大化を考えなければならないと、私は思っています。やっぱり、議会はまとまらなければ・・・。

今を生きる私たちの責任で、財政規律の堅持に努め、借金を減らし、緑豊かな美しいまちとして、この吹田市を後代へ引き継いでいってあげなければなりません。でも、今を生きる私たちが必要以上の負担をすることで、痛みが走り過ぎるのも、それはそれで問題があります。声なき声に耳を寄せる必要と同時に、現時点での受益と負担のバランスを考慮することも、同様に大事だからです。

このような基本的な考え方の下に、きたる12月13日(火)は市会本会議場で、持ち時間1時間の代表質問に登壇します。たぶん、午後一番だから13時から始まると思いますが、前後の都合で若干、時間がずれるかも知れません。本会議そのものは10時から始まり、その日の発言予定者は4名です。(私は2番手の登壇者となっています。)よろしければ、吹田市議会へ傍聴にお越し下さい。

今、吹田市はおもしろいですよ!いろんな意味で過渡期です。

先の府知事選挙、大阪市長選挙の結果を受けて、大阪都になることについては観念いたしました。示された民意に従い、もう反対の論調は封印します。ただ、大都市制度が変わって、大阪が「都」になっても、吹田市民の暮らしや働き方にマイナスの影響が及ばないように、そこはそこで防波堤となる覚悟でやっていきたいと思います。国-大阪府-吹田市長-市議会議員と関係が並んだ時に、左端の国と右端の市会議員である私は民主党です。間の府と市長は「維新の会」です。どちらも民意です。オセロみたいに、間がひっくり返ることはないでしょうけど、連携と対峙、硬軟織り交ぜて市民意思を実現していきたいと思っています。

11月27日(日)の夜は、結局、朝の7時まで眠れませんでした。茫然自失のようでした。それでも、日々は続いていきます。示されたのは、私たち政治家がもっとも尊重すべき民意なのです。一日考えて、気持ちの整理がつきました。(個人的には)ちょっとつらいこともありましたが、やっぱり政治の世界で生きることの意味を見失ってはいけないと思い直したところです。小さなことを乗り越えて、大きなことのために生きていく。

若くして議会へと送り出していただいている私の責任。
9年目となった吹田市会の議員としての責任。

師匠である藤村修先生の座右の銘ですが・・・
「無私」の心で、市政の明日に向き合います。

引き続きのご指導、ご助言を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村; 1日1回1クリックをお願いします!人気ランキングに挑戦中!